ライン  
  台北観食ツアー   
2004年11月22日〜
 
  1日目

台湾は仕事を離れて大分ご無沙汰でした。今回は5年ぶりの訪問となります。

比較的休みがとりやすい環境になりましたので、決行することにしました。台湾でのグルメツアーを希望していた弊社の小姐達2名と家内を引き連れ、勇躍台北へ。

HISのデイスカウントチケットのため、定刻の2時間前に成田に到着する必要がありました。
早朝にもかかわらず、石神井公園発西武池袋線はすでに満席、立っている人もかなり居ました。
池袋で山手線に乗り換えましたが、もうほぼ満員状態。
考えて見れば今日は月曜日、普通の人は働いているわけで、少々肩身が狭い思いをしながら日暮里へ。

ここから京成のスカイライナーで成田まで。日暮里駅ではすでにスカイライーは満席とのアナウンスがありました。昨日わざわざ日暮里まで来て予約しておいたのが正解でした。

久しぶりに中華航空でしたが、さすがに10年前と比べて機体もフライトアテンダントも綺麗になってました。もっともフライトアテンダントは一段と大型化してましたけど。私は座席の上の棚の奥には手が届きませんが、彼らは簡単に手が伸びます。ここでいつもコンプレックスを感じます。

9時40分初のフライトですから、機内で食事が出るとは思ってませんでしたので、成田でホットドッグを食べてしまったのが失敗。
離陸して10時30分頃、エコノミーでしたが、ちゃんとブランチのサービスがありました。メニューは左の写真をご覧ください。

私は海鮮リゾットを注文しましたが、気のせいか何となく中華風でした。あまり食欲なく、半分だけ食べてあとはデザートでお茶を濁す感じでした。
途中、何事もなく、無事に台北到着。
出迎えの友人のベンツで颯爽とホテルへ。
ただし、別便で別のターミナルに到着していた同僚を途中でピックアップする必要がありましたが。
待たされすぎたのかご機嫌斜めでした。こちらも急いでチェックアウトしたのですが。

今回のホテルは前の会社の後輩に頼んで取ってもらった、「神旺大飯店」です。コーポレートデイスカントで格安でした。場所は中心街の頂好で、MRT(地下鉄)の忠孝敦化駅の上です。とにかく便利なところでした。

夕食はすでに友人が手配してありましたので、それまでの時間を利用して自由行動。 もう一人の同僚は変身写真の撮影のため、単独行動。残された我々は雨が降る中、昔からの通りで薬問屋(勿論漢方薬)の多い、テキ化街を散策。。

夕食に間に合うようにホテルに戻り、あらためて全員集合。
待つことしばし、予定時間よりも大分早く、本日の夕食を設営してくれた友人2名が登場。
全員で、徒歩で台湾料理のテストラン「欣葉」へ向かいました。
 

台湾料理は中華料理というよりも、日本の家庭料理の雰囲気があります。わたしが好きな切干大根のオムレツなんかは昔から日本にもありそうな感じです。今回は高級台湾料理とあって、いつもとは趣きが異なりました。牡蠣のオムレツとかしじみのしょうゆ漬けとかが定番なのですが、今回は無し。カニの炊き込みご飯、いしもちの煮付け(炒め物の雰囲気)とか豚のレバー焼きなどがメインでした。 友人はかなり気を使っていた様子でした。

紹興酒もゴールドラベルで、いわばXOランクの極上品で、私でも美味しくいただけました。勿論わが同僚はかなり頑張って飲んでました。曰く、美味しいお酒は酔わない! そんなことありか?

2日目

昨日から食べてばかりで若干フォアグラ状態のため、今朝は早起きしてホテル近辺を散歩。

台北の市内の表通りに面した商店街は、雨よけなのか軒先が張り出して通路になってます。
ところがこの通路が大問題。 ビルの建て替え、模様替えの際に、各店が隣とは無関係に自分の店の前だけ以前の舗装の上に新しくタイルを張ったりするから、当然段差が生じます。
だから、ぼやっとあるいていると、完全につまづきます。
台湾では上を向いてあるいてはいけません。

ホテルに戻って朝飯。わたしは太りすぎを警戒して「おかゆ」専門。さて定刻を30分過ぎても、同僚達が現れません。 たまりかねて部屋に電話したところ、何とまだご就寝中。さらにさらに、遅刻である旨告げたところ、そんな約束をした覚えが無いとのこと。
どうやら昨日の紹興酒の影響でしょうか、記憶喪失になっていたようです。先が思いやられる。

昨日は雨模様でしたが、今朝はうす曇で晴れ間も見える状態でしたので、予定を変更して淡水に出かけることにしました。
淡水は淡水川の河口で、台北からはMRT(新交通システム)で30分くらいで行けます。

このMRTは台北市内をほぼ網羅してますので、主な観光地は全部これでOK。
乗り方ですが、自動販売機はコインしか使えません。日本の場合は、まず料金を入れてから、行く先(値段)と枚数を指定しますが、ここは違いました。お金を入れる前に、料金と枚数を指定します。これを知らずにコインを入れようとしても入りません。そういえば韓国の地下鉄も同じシステムでした。これがグローバルスタンダードなのでしょうか?

もともと午後は台湾名物のマッサージを予定してましたが、皆様のご賛同を得られず、台湾入りするまえに予約をキャンセルしておりました。

ところがお腹が膨れて、夕食まで時間があることから、またまた予定変更。急遽マッサージ店jへ。
後輩の事務所に連絡し、あらためて予約を御願いしました。

さすがに血縁血縁の国でしょうか、つてを頼って予約するといろいろ特典があります。
今回は、サービス料10%が割引となりました。因みに料金ですが、全身マッサージと足裏マッサージ合計1時間半で1500台湾ドル(4500円相当)でした。マッサージといっても我国とは大分様子が異なります。まず入り口にある足湯です。湯といっても薬草が入っている熱めの湯でした。

それから部屋(個室)に行って、全裸になり、お仕着せのトランクスを渡されます。そして背中から足まで熱い蒸しタオルを何枚も重ねて巻いて、身体を蒸らします。それからようやくマッサージ開始。念の為申し添えますと、マッサージ師は男性でした!
かなり強めに揉まれてすっきりした後で、いよいよ足裏マッサージ台へ。ここでは4人並んでやってもらえました。

痛い場所をいちいち説明してくれましたが、隣で家内が爆笑するようなコメントがあって(放送禁止用語連発)、いささかあわてました。残念ながらこれでも肩の痛みは取れませんでしたが、身体は大分軽くなりました。全員大満足でツアーコンダクターとしては一安心。

さて、今夜の宴は待望のフカヒレ、アワビ、ロブスターの3点セットです。現地でも有名な「欣欣フカヒレ店」です。 先人のアドバイスによれば、普通に注文すると多すぎるので、すこしづつにして、4人でシェアするほうが良いとのことでした。アドバイスに従い、2点セットを組み合わせを変えて注文。

最初にフカヒレの土鍋煮(左写真参照)でしたが、これが何とフカヒレの姿煮が3枚も入っていて全員感激!

鍋の直径は20cmくらいでしょうか、これになみなみとスープが入っており、これだけで満腹でした。付け合せ?に出てきたチャーハンにこのスープをかけて食しましたが、これが絶品でした。

その後にロブスターとアワビが出ましたが、このフカヒレの圧倒的な存在感により、他の印象はあまりありません。次回はフカヒレとチャーハンだけにしよう。

お値段ですが、平均お一人様1300台湾ドル(4000円)でした。
ところで今夜の宴は小生のリタイアメントのお祝いということで、ここに写っている同僚のおごりでした。大変ラッキーでした。ご馳走様でした。またよろしくね!
夕食後まだ時間がありましたので、小姐二人を連れて付近の夜店、臨江街夜市へ。
特に見るべきものも無く、途中のコンビにで私の好物、仙草蜜ドリンク(缶ジュース)を購入。
パイナップルケーキとジュースを肴に、デジカメ映写会開催。ケーブルを持参したので、部屋のTVで鑑賞できました。さすがツアーコンダクター!と感嘆しきり。
さあ、明日は故宮だ!

3日目

さあ観食ツアーも3日目に突入。

今日は前日同席したもう一人の友人から上海料理の昼食のご招待を受けているため、予定していた故宮見学は午後に回し、午前中は自由行動にすることにしました。

小姐達は中正記念堂へ。私達は電脳市場へ。でも家内は途中でリタイアしてホテルで休憩。
電脳とは? 実はコンピューターのマーケットなのです。といっても一昔前の秋葉原のガード下のイメージです。PCのベアボーンとか部品が山積みになっているのを想像しておりましたが、意外にそうではなくて、むしろパーツ類(サプライ用品)とかソフト類が多かったように思います。ソフト類といってもアプリケーションではなくて、CDとかDVDのソフトが大半を占めてました。だた値段はかなり安く、正規品かどうかは分かりません。食指を動かされましたが、幸か不幸か台湾ドルの持ち合わせなく、買わずに帰りました。ちょっぴり心残りがあります。3大テナーのDVDが1500円程度でしたから。

電脳街を駆け足で見物してから、いよいよ昼食をご馳走してもらう、「熊味小館」(左写真)へ向かいました。

こちらは熊味とありますが、熊肉が名物ではなくて、海鮮がメインです。

メニューは昼時なので、ヘビーなのは避けてもらい、フナの甘露煮、糸瓜の小龍包み(中のアンがヘチマです)、エビの石焼(生きたエビを土鍋の焼いた石の上で焼いてある)、豆苗の炒め物、それに東波肉(これは中華パンに挟んでハンバーガースタイルで食す)等々でした。小龍包は前日のものとは違ってアンが肉でなくてヘチマのためさっぱりとして沢山いただきました。
東波肉はさすがに良く煮込んであって、とても柔らかく箸でつまむと崩れそうになるくらいやわらかい。これはコラーゲンたっぷりで絶品でした。全員大満足! 劉さん、ご馳走様でした。

ランチの後、ようやく「故宮博物院」見物決行です。あいにく故宮博物院は来年の5月まで大改装中で、今回は一部しかみることができませんでした。
全館オープンの8分の1のスケールだそうですが、それでも2時間ではとても見ることは不可能。

ある程度選択して見学することにしましたが、有名な作品、象牙の工作品、ヒスイの白菜、東波肉等は別館でまとめて見ることができました。それにしても日本人観光客が多かった。グループでガイドが付いているのはほとんど日本人グループでした。いつもはここで帰路につくのですが、今回はデイナータイムまでちょっと時間がありましたので、お庭拝見としゃれました。

こちらが次善園です。建物があって、池があって橋があって、典型的な風水に則った中国式庭園でした。

台北の夜も今日が最後。

いよいよ最後の大宴会です。後輩の会社のメンバー全員との大懇親会となりました。

場所はホテル近くの「珍膳園」。ここは、北方伝統麺食、江折小炒で有名なお店でした。
わたしは満州生まれですから、勿論北方料理は子供の時から馴染んでますので、大好物。小炒も小皿料理というか家庭料理にちかいとても馴染み易いものでした。

ただ、女性軍は蛙料理と聞いたとたん、何とも言えない顔つきでしたが、チキンだと言って食べさせたら、美味しいとのこと。先入観はいけませんね。

ここで満腹になってから、いよいよ今回ツアーの目玉、「士林夜市」見物に出かけました。さすがに台湾の方々は宵っ張りの方が多いようで、夜の9時過ぎというのに、超満員の有様。全員、バッグ、財布を厳重にj保管しつつ、雑踏の中を歩きました。とにかく道の真ん中にもシートを敷いて、バッグ衣類、雑貨を売ってますが、警官が来るとあっという間にたたんで退散します。警官が居なくなるとどこからともなく現れて何事も無かったように営業開始。いやはやタフな方々でした。

ひと歩きしてから家内の希望で、氷を食べに、前回行ったことのある喫茶店?に繰り出しました。
氷といっても写真でお分かりのように、氷の肌理がとても細かいのです。雪よりももっと細かい感じです。淡雪氷と命名されてます。日本と違うのはまず氷そのものに味が付いていること。ミルク味というとミルクを凍らせた氷を削り器で削ります。

わたしはメニューあった焼仙草を注文したのですが、これが失敗。仙草蜜ジュース(前述)はとてもいける味なんですが、これがホットになると、すでに漢方薬に化けます。いわば漢方薬のお汁粉のイメージ。
慣れない注文はするものではありません。
反省!
そうこうしているうちに午後11時になりました。(時差がありますので日本だったら12時です!)
わたしはすでに就寝する時間となりましたので、本日はこれでお開き。
皆様お疲れ様でした。

4日目

楽しくかつよく食べた台湾も今日が最後となりました。

ホテルをチェックアウトして、まずお土産を手配することに。

まず、お茶屋さんを訪問。
台湾の御茶屋さんはいろいろありますが、知人の伝手で割引のあるお店へつれていってもらいました。ウーロン茶(中国茶)はお値段がピンキリで、素人目ではよしあしが分かりません。
そこで試飲がどうしても必要です。
とういうことで、まず高いお茶、安いお茶を試しに飲ませれ貰いました。



今、注いでもらっているのはジャスミン茶の高いやつと安いやつです。 それぞれ別個に飲めば、おそらくどちらも旨いということになりますが、比較して飲むと、やはりわたしでも高いお茶はそれなりに美味しく感じました。ちなみにジャスミン茶は最初の一杯を捨てる必要なしで、そのまま茶碗に注いでよいとのこと。
ウーロン茶は味を引き出すために、最初の一杯を捨てて、蒸らせてから2杯目以降を飲むそうです。ご参考までに。

ここでそれぞれお土産用に、ウーロン茶、ジャスミン茶を注文。2割引きで購入できました。

残念ながら、午後1時過ぎのフライトで帰国しますので、ランチをする時間がなくなりました。小龍包に心を引かれながら、空港へ。

空港の食堂で、ようやく牛肉麺を食べることができました。八角の匂いが苦手な人は駄目でしょうが、わたしはこれが大好物。やっと念願が叶いました。

これが最後の食事となりました。あー良く食べた! ご馳走様。